弥生時代から木製の鍬は使われており、古墳時代には鉄製の鍬が発見されています。

鍬・プラウ・脱穀機・耕うん機の4つの農機具の始まりをご紹介

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農機具の始まり

 

稲作の風景

 

現在ではトラクターやコンバインのような工業製品の技術がふんだんに取り入れられた革新的な農業機械が農家なら一般的に使われていますが、そもそも農機具の始まりというのは、いつまで遡ればいいのでしょうか?

 

ここでは農業に必要な農機具の始まりについて解説します。

 

農機具の中で基本的な耕作用具として挙げられるのが鍬(クワ)です。

 

農作業だけでなく土木工事でも使われる鍬は、平鍬と備中鍬などの種類がありますが、日本においては弥生時代から木製の鍬は使われており、さらに古墳時代に入ると現在のような鉄製の鍬が発見されていることもありその歴史は深いです。

(プラウ)

犂(プラウ)は農業において欠かす事ができない農機具であり、土壌を起こして耕すために人力で鍬を使って耕すよりも効率がよい方法が求められたため、牛や馬などの畜力で耕す犂(プラウ)が登場してきました。

 

日本における犂(プラウ)の登場は、既に平安時代に確認されていますが、世界的に見ればプラウの歴史はさらに深く、紀元前のインダス文明やメソポタミア文明では家畜によるプラウの使用があったといわれています。

脱穀機

日本では稲作からの米の脱穀で使われることが多いですが、江戸時代に和泉国の大工村の村民によって考案されたといわている千歯扱きにその発端を見ることができます。

 

千歯扱きを使って人力で脱穀するものだったのに対して、その後足踏み脱穀機が登場して、さらに動力脱穀機が登場してきます。

耕うん機

日本でも本業農家から家庭菜園でも広く使われている耕うん機ですが、開発したのはオーストラリア人のアーサー・クリフォード・ハワードという農民で、1922年には耕うん機の製造会社も設立しています。

 

日本でも1920年代には耕うん機の輸入がはじまっていましたが、普及が本格的になったのは戦後だといわれています。